こんにちは。東京相双化計画 編集部のゆうかです。
11月12日(日)に、福島県双葉郡楢葉町にあるJヴィレッジで行われたモルック大会「モルック福島浜通りオープン」に東京相双化計画チームとして参加しました!
モルックとは?
モルックとは、フィンランド発祥のスポーツで、モルックと呼ばれる木の棒を投げて、スキットルという番号が書かれた棒を倒して点数を競う競技です。老若男女問わず誰もが簡単に楽しむことができプレイヤー同士が仲良くなれることから、東京相双化計画では「相双ゆるっく部」としてモルックを通して地域と関わる活動をしています。
初のモルック大会出場!
今回は、浜通りで初めてのモルック大会が開催されるということで、東京相双化計画から特にモルック好きな4人が集まりチームを結成し、初めてモルック大会に出場することになりました!
会場は福島県楢葉町にあるJヴィレッジ
モルック大会の会場は、福島県の浜通りの南側に位置する楢葉町(ならはまち)にあるナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ。その全天候型練習場という広いドーム型の施設で行われました。
Jヴィレッジの施設面積はなんと東京ドーム10個分の49ヘクタール。今大会の会場となった全天候型練習場だけでなく、天然芝・人工芝の屋外ピッチ、5000人の観客を収容できるフィールド、アリーナ、トレーニングジム、プールなど様々なスポーツができる設備が充実しています。
また、スポーツだけでなくビジネス利用もできるホテルやホール、研修室、レストランも併設されています。
Jヴィレッジは1997年に完成し、日本代表なども訪れる施設でしたが、東日本大震災時は原発事故収束の対応拠点として使用され、そのまま7年間営業休止。その後2018年に「ふくしま復興のシンボル」として再始動し、ビジネスユースもできる新ホテル棟をつくったのだそうです。
以前別のイベントでJヴィレッジに宿泊したことがあるのですが、広々と清潔感があり快適なお部屋でした!
福島相双12市町村モルック周遊MAPを作成!
大会をきっかけにふくしま相双12市町村でさらにモルックを楽しんでもらおうと、公益社団法人福島相双復興推進機構(福島相双復興官民合同チーム)が福島相双12市町村モルック周遊MAPを作成。私たち東京相双化計画も、MAPづくりのお手伝いをさせていただきました!
各市町村のモルックスポットのご紹介は、こちらの記事でもご紹介しておりますのでぜひご覧ください!
大会の様子
午前中に行われた予選は、4チームごとに総あたり戦。そのうち上位2チームが決勝トーナメントの出場権を得ることができます。
初めての大会といえど、行けるところまでいきたい!と、メンバーのうち都内近郊に住んでいる3人は、仕事の出勤前に集合をして大会に向けて日々密かに特訓をしていました。
そのため今大会ではその成果を存分に…と思っていたのですが、いざ会場に着いて練習をしてみると、驚くほど感覚が違う!!…というのも、今まで硬めの砂の地面で練習していたのですが、今回の会場はふわふわの人工芝。今までは狙ったスキットルにピンポイントで当たらなくても、バウンドして当たっていたものが、全く思うように当たりません。
皆んなで「やばい、やばい!」と言いながら練習時間に必死に投げて会場の地面に慣れていき迎えた予選。
予選は後半に追い上げ、なんとか1位で突破。お昼休憩に道の駅ならはで美味しいランチを食べた後、いよいよ決勝トーナメント!
第1試合は驚くほど狙い通りに点数を獲得していき勝利。このまま勝っちゃうか?!と全員が思っていたのですが、第2試合で次は驚くほど誰もスキットルに当たらず。笑
残念ながら、決勝トーナメント初戦で敗退してしまいました。
モルック大会でしか味わえない緊張感や楽しみが満載の1日でした!
結果は残念でしたが、東京相双計画メンバーで、しかもJヴィレッジで大会に出場できたことがとても嬉しかったです。
また、モルックの文化である戦ったチームとのバッジ交換ができたり、戦ったチームとモルックの話で盛り上がったり、とても上手なモルッカー(モルック選手)のプレーを見ることができたりと、大会でしか味わえない楽しみも多くありました。
もっと特訓して上手くなって、また東京相双化計画メンバーで他の大会にも出場したいです!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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