こんにちは！東京相双化計画 編集部のゆうかです。
福島県浜通りは、海から昇る日の出が美しく見えるスポットがたくさんあります。そこで、2024年の初日の出を福島県浪江町の請戸海岸で見よう！と年越しイベントを開催しました。ふくしま未来創造アカデミーの1期生・2期生を含めた8人で楽しい年越しとなりました。
※ふくしま未来創造アカデミーとは、東京相双化計画 発足のきっかけとなった公益社団法人 福島相双復興推進機構が主催し、株式会社ソトコト・プラネットが企画運営する福島県12市町村の未来と、これからの関わり方を考える講座です。
粒粒で蕎麦打ち！
大晦日、粒粒に集合してまずはじめにみんなで行ったのが「蕎麦打ち」。年越し蕎麦を自分たちの打ちたて蕎麦で作れるなんて、贅沢な体験…！東京相双化計画メンバーのお父さまが蕎麦打ちをされているということで、先生として相馬からお越しくださりました。
今回はこちらのそば粉を使いました。
蕎麦打ちの様子
粉をふるったあとに手で混ぜると、ふわっふわで気持ちいい・・・！
粉をふわふわにした後は水を混ぜて、かたまりにしていきます。
その後は生地を薄く延ばしていく作業です。みなさん真剣な表情でなかなかカメラを見てもらえません。笑
打ち粉をまぶしながら広げていき、最終的には四角い生地になるように延ばしながら調節します。時間が経つとだんだん生地が乾燥してきて割れてしまうし、綺麗な四角にするのは難しい作業です。
生地を薄く広げたら慎重に折りたたみ、包丁で細く切っていきます。なんだかすごく、蕎麦っぽくなっている…！と感動。
近くで見るとかなり薄く切っていることがわかります。初心者が切ると太くなったり細くなったり。お蕎麦屋さんのお蕎麦が細く均等に切られているのって、すごい技術なんだなぁと改めて感じました。
てづくり蕎麦が完成！
出来上がった麺を茹でてお水で締めたら完成！できあがったお蕎麦がこちらです。
美味しそう〜！みんなでいただきます！
初めて打ちたてのお蕎麦を食べたのですが、コシがあって、蕎麦の味がしっかりしていて、驚くほど美味しかったです。多めに作ったので余るかな？と思っていたのですが、「案外食べれちゃうね〜」とみんなでぱくぱくいただきました。
夜はみんなでオードブルをいただきながら紅白を見て年を越しました。
請戸海岸で初日の出
2024年、明けましておめでとうございます！ということで、いよいよ楽しみにしていたメインイベント。初日の出を見にいきます。粒粒（南相馬市小高区）から車で10分ほどのところにある、福島県双葉郡浪江町の請戸海岸まで行きました。
浪江では毎年1月1日に「あるけあるけ初日詣大会」があるそう。道の駅なみえから請戸海岸までの約5kmを歩いてから日の出を見るイベントだそうです。今年は車で請戸海岸まで行ってしまいましたが、また次回は参加してみたいです！
請戸海岸に着くと人もたくさんいて、太鼓の演奏をしていました。迫力があってとても格好良かったです。
みんなで焚き火を囲みながら日が昇るのを待ちます。天気予報はあいにくの曇りでしたが、雲の隙間から初日の出を見ることができました！
海に日の出が映ってとても綺麗です。
粒粒に帰って朝ごはん
初日の出をみた後は、みんなで美味しい朝ごはんを食べました。
2024年初めてのお酒はぷくぷく醸造。大晦日からhaccobaにぷくぷく醸造にクラフト酒づくしの贅沢な会でした。
福島のお雑煮はお醤油ベースが主流です。ゆずの香りがしてとても美味しかったです！
モルックも投げ初め！
空き時間にモルックの投げ初め。お餅つきに来た近所の方も一緒にモルックで盛り上がりました！
今年もたくさんみんなでモルックできるといいな〜！
みんなでお餅つき
お昼が近くなると、みんなでお餅つきの準備。近所の保育園から臼と杵をお借りして、お餅つきに詳しい近所の方が餅米の蒸し方から教えてくださりました。こういう地域の方々のつながりって素敵だなぁと改めて感じます。
蒸した餅米を臼に入れた状態がこちら。まだ粒感がはっきりわかりますが、ここからみんなでお餅にしていきます。「お餅つきなんて久しぶり！」という方が多く、テンションが上がります。
子ども用の小さな杵もあり、近所の方々が孫を連れて遊びにきてくれたりして、みんなで楽しくお餅をつきました。お餅をつくと、本当に「ぺったん、ぺったん」と良い音がします。
そして、つきたてお餅が完成！
できたお餅を一口サイズにして、お雑煮に入れたり、納豆やあんこ、きなこと一緒に食べたり・・・。みんなでついたお餅は柔らかくてとても美味しかったです。
まとめ
請戸海岸の初日の出で、楽しく2024年のスタートが切れました！
今回のメインイベントであった請戸海岸から見る初日の出は、本当に美しかったです。一年前にふくしま未来創造アカデミーの一期生として初めて浜通りに来た時は、ここで年越しをみんなで過ごすほど仲良くなれるとは思ってもいませんでした。2023年の東京相双化計画のメンバーとイベント等で関わってくださった皆さまに感謝して、2024年もみんなで楽しく浜通りに行ったり、イベントに参加したりして、関わっていけたら嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました！
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