福島の郷土料理を教わるお料理教室を開催しました!in粒粒

2023年4月1日に、南相馬市小高区で福島の郷土料理を教わるお料理教室を開催しました!

お料理教室開催のきっかけ

「福島の郷土料理を教わりたい!」というメンバーのアイデアから始まり、せっかくなら・・・と参加者を募ったところ、どんどん人数が増えていき、最終的に6人でお料理を教わるお料理教室に。
地元のお料理上手な先生お2人をお招きして、南相馬市小高区にある表現からつながる家「粒粒」のキッチンをお借りして開催しました。

表現からつながる家「粒粒」とは

表現からつながる家「粒粒」とは、東京相双化計画発足のきっかけとなった「ふくしま未来創造アカデミー」でメンターを務められていたデザイナーの西山里佳さん(marutt株式会社 代表取締役)のデザイン事務所です。
地域のみなさんが思いや感情を表現できたり、身近なところにアートやデザインに触れられる機会があれば、とつくられた事務所で、くつろげる土間や広々としたウッドデッキなど、居心地の良い素敵な空間になっています。

表現からつながる家「粒粒」
表現からつながる家「粒粒」

アカデミーのときに「粒粒」のことを伺ってから、ずっと行ってみたいと思っていましたが、今回初めて伺うことができました。田んぼが綺麗で素敵な景色のなかに建っていて、小川の流れる音や、自然の空気に癒されます・・・。粒粒の中に入ると、初めて来たとは思えないくらい、思わずくつろいでしまう空間でした。

作ったお料理

お料理教室では、7品のお料理をつくりました。

  • べんけい
  • 凍餅の天ぷら
  • 肉団子の甘酢あん
  • 鮭の粕煮
  • いちごドレッシングのサラダ
  • のらぼう菜のえごま和え
  • あおさの味噌汁
作ったお料理の画像
作ったお料理

それぞれのお料理の説明は、また別の機会に…!

お料理教室の様子

普段からお料理をされる方も、学生の時の調理実習以来という方もいましたが、みんなでお話ししながらお料理を作るにぎやかな雰囲気がとても楽しかったです。

お料理の作り方の説明を受けている画像
お料理の説明を受けている様子

最初にお料理教室の先生おふたりが、今回作るお料理のレシピをまとめて説明してくださりました。
必要な食材の用意やレシピもまとめてくださっていて、本当にありがとうございます。

凍餅とホットケーキミックス

こちらは凍餅の天ぷらを作る過程。凍餅を1日水に漬けてうるかしておき、ホットケーキミックスと混ぜて揚げます。

凍餅とは?

凍餅は、寒さの厳しい東北地方や信州を中心に昔から作られていた保存食です。お餅を凍らせた後に乾燥させてつくるため「凍餅(しみもち)」といいます。
お餅に「ごんぼっぱ」という葉っぱ(オヤマボクチややまごぼうとも呼ぶそう)を混ぜていて、一説によると天明・天保の時代から作られていたとも言われるほど古くからある郷土食です。

揚げたての凍餅の天ぷらの画像
揚げたての凍餅の天ぷら

写真は揚げたての凍餅の天ぷらです。揚げたてはサクッふわっとしていて、さらに美味しいです。

できたての凍餅の天ぷらを味見している様子
できたての凍餅の天ぷらを味見

せっかく揚げたてなので、みんなで試食…!おいしい〜!!

茹でたのらぼう菜の写真
のらぼう菜

写真は、えごま和えに使う「のらぼう菜」を茹でたもの。今回のお料理教室で、恥ずかしながら初めて「のらぼう菜」という野菜を知りました…!のらぼう菜はアブラナ科の野菜で、茎に少し甘みがあり、歯応えもほどよいので、おひたしや和えものに向いています。今回は、えごまの和えものにしていただきました。

「えごま」は福島では「じゅうねん」と言う?!

福島県内のえごまの栽培量は国内でも有数で、えごまの味噌やお菓子もよく作られています。
10年経っても撒けば芽を出すことから「じゅうねん」と呼ばれるようになったそうです。煎ってすりつぶし、砂糖や醤油、味噌などで「じゅうねん味噌」にして和え物や麺のつけ汁にしたり、「じゅうねん餅」にして食べることもあります。

べんけい

こちらは福島の南相馬市原町区の郷土料理である「べんけい」。
べんけいという名前から「弁慶」と関係あるのかな?と思っていたら、富山県砺波地方の方言である「ベンケ=大根おろし」「ベンケオロシ=唐辛子を入れた大根おろし」に由来しているそう。
大根と芋がら(里芋の茎を干したもの)を醤油・酢・砂糖で煮たお料理で、しっかりとした歯応えがとても美味しいです。

お料理の様子の写真
お料理の様子

みなさん真剣にお料理されています。広いキッチンで3人並んでもお料理ができるなんて、羨ましい!

肉団子の甘酢あんの画像
肉団子の甘酢あん

肉団子の甘酢あんは、一度野菜と肉団子それぞれ揚げてから、合わせて炒めました。肉団子って美味しいけどこんなに手間がかかるのか・・・とびっくり。また、「肉団子も郷土料理なんだ!」と思っていたら、これはリクエストで追加した料理で郷土料理ではないとのこと。笑

揚げる前の肉団子の画像
揚げる前の肉団子

肉団子を丸めるときは、手につかないように、手に油を塗って丸めるのだそうです。試してみると、確かに手につかない!
8人前なので、まんまるの肉団子がたくさんにできました。

はっさくの皮剥きをしている画像
はっさくの皮むき

つづいてサラダにのせる「はっさく」の皮むきをしている様子。柑橘系のとても良い香りがします。
この写真を撮ったあと、他にも数名で皮むきをしていたのですが、はっさくの皮を綺麗にむくのが意外と難しくて、証拠隠滅につまみ食いをしている姿を目撃しました。笑

お米は、写真の背景の田んぼでとれたお米
お米は、写真の背景の田んぼでとれたお米

お米は、お料理教室を行った「粒粒」の目の前にある田んぼでとれたお米をいただきました。普段食べているお米は、なかなか生産している田んぼまで見ることができないので、ご飯がさらに美味しく感じられました。

お料理が完成!みんなでランチ

天気が良かったので、急遽ウッドデッキでランチをすることに。

粒粒のウッドデッキの画像
粒粒のウッドデッキ

最初は粒粒の室内で食べる予定でしたが、とても天気が良くて気持ちが良かったので、急遽ウッドデッキで食べることに。机を移動させると、あっという間にランチ会場ができました。素敵すぎる…!

ランチの様子
ランチの様子

みんなで作ったお料理を囲んで、楽しくランチをいただきました。大皿に盛り付けたお料理をみんなで取り分けながら食べるのは、ピクニックに来たようでとても楽しかったです。食べるのと喋るのに夢中で、せっかくのランチの様子をあまり写真におさめられなかったのが心残りです。笑

お料理教室の集合写真の画像
お料理教室 集合写真

私はほとんど皆さんのお料理を応援しながら写真を撮ってばかりであまり役に立っていませんでしたが、美味しくて楽しくてとても充実したイベントでした!お料理教室の先生、用意をしてくださった里佳さん、ありがとうございました!

参考文献

南相馬市 郷土料理「ベンケイ」
いわき市 じゅうねん
福島観光情報サイト えごま

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この記事を書いた人

Yukaのアバター Yuka Web・写真担当

ふくしま未来創造アカデミー1期生。
Webサイトの運用を担当しています。
宮城県仙台市出身。祖父母の住んでいる福島が好きで、アカデミーを通して東京相双化計画を考えました。
趣味の写真で、相双の魅力や活動の様子を楽しくお伝えします!

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