2023年4月2日に、東京相双化計画のメンバーで福島県富岡町の夜ノ森の桜を見に行ってきました!
富岡町ってどんな町?
全長2.2キロにわたる夜の森の桜並木がまちのシンボルです。
東日本大震災及び原子力災害により全町避難を経験し、ゼロからのまちづくりに取り組んでいます。多くの方々に「チャレンジできる場所」、そして「暮らしたい場所」として選んでもらえるよう、子育て世帯奨励金の交付や町立小中学校に通学する児童生徒の就学に要する費用の無償化、住宅取得又はリフォーム代の一部助成、営農を目指す方に対する手厚い支援など、暮らしに関わる幅広い支援制度も充実しています。
夜ノ森の桜トンネル
夜ノ森の桜の始まりは、明治時代の植樹に由来します。樹齢80年以上の木も多く、幻想的な雰囲気の桜並木がつづいています。全長2.2キロにわたって植えられたソメイヨシノは約420本もあるそうです。
原発の事故で桜並木のほとんどが帰宅困難区域となっていましたが、2022年1月に立ち入りの規制が緩和され、全てのエリアで鑑賞可能に、そして2023年4月1日には、帰宅困難区域のうち夜の森地区を中心とした地区の避難指示が解除されました。
こんなに美しい場所につい数年前まで入れなかったのか、誰も見に来れないのに桜は毎年咲いていたのかと思うとなんとも言えない気持ちになります…。私は初めて伺ったのですが、想像を超えた桜トンネルの美しさに本当に驚きました。
朝の時間帯はゆっくり鑑賞しやすい
4月2日はちょうど桜が満開で見頃だったので、混んでいるかな?と心配していたのですが、朝9:00ごろに到着すると、まだそんなに人がおらず、鑑賞しやすかったです。(11:00くらいになると少しずつ混雑してきました…!)
ですが夜ノ森の桜トンネルは、どこかにレジャーシートを敷いて座ってゆっくり鑑賞するというよりも、トンネルを歩きながら桜をみるような感じなので、混んでいても座る場所がなくて見られない、ということはなさそうで安心です。
みんなで記念撮影
みんなで桜を背景に記念撮影をしました。この日はカメラ担当(私)がやたらとジャンプを要求するので、いつシャッターが押されるか分かりにくい10秒タイマーになんとか合わせてジャンプしようとみんなで頑張っている1枚です。(笑)
桜まつりは4月8日、9日でしたが、プレイベントとして夜の森桜フェスタが開催されていました。(富岡町HP)
さまざまな飲食店が出店していたり、桜の形をしたカードにみんなでメッセージを書き込む企画や、ステージでは歌謡曲のカラオケ大会が行われていて、その歌声や会場の空気感に、あたたかい気持ちになりました。
来年もまた、鑑賞しに行きたいなと思います。
コメント